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「ビール腹」という言葉が象徴するように、いまだに、ビールは最も太りやすいアルコールだと思われているようです。でも、飲むビールの量にお腹の大きさが比例するわけではありませんし、ビール好きがみんな太っているわけでもありません。 日本地ビール協会が発行する「地ビール王国」の創刊号に、「ビールは他のお酒と比べて太りやすいって聞きますが本当ですか?」という記事が出ていましたが、「お酒の種類によって太り方に差が出るのかと聞かれれば、結論として差は認められない」(宍倉病院副院長)との回答が載っていました。 当店にいらっしゃるお客さんを見渡しても、太っているかどうかは、まったく個人差のレベルの問題ですし、交流のあるビール専門店の店主の方々も、みな普通体型の方々ばかりです。ビールの醸造に携わるブルワーの方々も同様。体型は、あくまでも、個人の体質や生活習慣の問題で、ビールそのものと関係しているとはとうてい思えません。 先の記事によれば、エチルアルコール1gあたり約7.1キロカロリーあるそうで、つまり、酒の種類に関係なく、摂取した量が多いほど、摂取カロリーが多くなるということです。ということからいえば、同じ容量ならば、ハイアルコールの飲み物ほど、ハイカロリーということになるわけですね。 これに関連してさらに言えば、砂糖1gあたり約4キロカロリーだそうですから、ちまたの「糖質ゼロ」を謳う商品がいかに意味がないかが良くわかると思います。結局のところ、アルコール量を減らさない限り、カロリーオフの劇的な効果はないわけですから。 言うまでもなく、飲んだアルコール量と食べたものの総量が、自分の消費カロリーを上回ったときに、結果として蓄積されていくのです。つまり、太らないためには、お酒の種類に関わらず、適量を守るという原点にかえるしかないわけですね。 そういう意味では、宴会の定番「飲み放題」というのはどうなんでしょう?完全に現在の健康志向を無視した企画だと思うのですが。まあ、でも、酒飲みとしてはそそられる企画であることには違いありません。店主も、心惹かれる言葉ですし。(笑) |
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